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高瀬牧場により連綿と紡がれた稀代の名牝系。そこに迎えられたのは、優駿スタリオンが誇る当代きっての大人気種牡馬ヘニーヒューズ。その配合は“新冠の至宝”とでも呼びたくなる煌びやかなものですが、本馬が放つ圧倒的な存在感の前ではそんなバックボーンすら霞んでしまいます。肩甲骨と寛骨が織り成す角度は絶妙な可動域を生み出しており、しなやかな収縮を見せる短めの背中との相乗効果で生まれるストライドの力強さからは、アスリートとしての天賦の才がひしひしと伝わってきます。当歳馬離れした容積を誇るトモには、強靭さと弾力性に富む筋肉が早くもはち切れんばかりに詰まっており、成馬となった暁にはどんな高出力エンジンへと進化を遂げているか、空恐ろしくさえ感じられるほどです。父と瓜二つの長めの胴と低めの重心からは、本格派のスプリンターとしての資質に疑問の余地はなく、太めでやや立ち気味の力強い繋ぎからはダート適性の高さが窺えます。父の産駒は芝でも好成績を残していますが、やはりその本質はダート短距離。その王道を威風堂々と突き進んだ先には、名牝系に新たな勲章が加わっているはずです。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。