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地方競馬の世代別牝馬重賞シリーズ「グランダム・ジャパン」の古馬部門初代女王の仔が登場だ。園田競馬でデビューしたキーポケットは、天性のスピードを武器に、初戦を4秒6差のブッチギリで勝利すると、3歳時にはJRA交流競走を快勝。2010年にはGDJ古馬部門の女王に輝き、重賞7勝を含む38戦17勝の成績を残した。その初仔キーナンバーは、新潟直千競馬のはやぶさ賞と、芝6Fの皆生特別を連勝するなど現役活躍中。その母ターフメビュースの兄弟には、ローマンエンパイア(京成杯-G3)、ニシオセーラム(福島民友C-OP)、ショーザランニング(JRA5勝)とスピード自慢が名を連ね、今春、未勝利とゆきつばき賞を連勝したカッパツハッチの母もターフメビュースの妹だ。アプローズ16は、1歳5月末の牝馬とは思えない雄大な馬格で、ご覧の通り、全体の骨量、筋肉量ともに抜群。特に強靭で厚みのある筋肉を纏った胸前や上腕部の発達振りと腰周りの迫力は群を抜く。上体を支える四肢はまっすぐ地面を踏みしめ、その動きは瞬発力抜群で、ギアを上げてトップスピードに達すると、ダイナミックなフォームでスピードを持続する。母系の快速の遺伝子に、国内外の3つのGIを勝ち、国際クラシフィケーション世界1位にまでなったジャスタウェイの血を加えた“配合の妙”が、単にスピードだけでなく総合力を押し上げ、芝のマイル〜2000mで高いレベルの走りを見せてくれそうだ。「クラブに縁の深い母系なので、いつか良い仔が誕生したら、とずっと考えていましたが、それが、当場生産馬のモンストールが新潟2歳Sで土をつけたジャスタウエイの産駒だった事に不思議な縁を感じます」と生産者の村下農場代表の村下公典さん。その不思議な縁がもたらすであろう未来に思いを馳せた。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。