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3歳牝馬重賞戦線において、二つのG2タイトルを獲得した強豪サイレントハピネスの娘である母サイレントクロップは、2歳夏に競走馬デビュー。芝、ダートを問わず中距離戦を得意とし、札幌D1700mで争われた3歳未勝利戦、小倉芝1800mを舞台とする4歳上500万下戦を、いずれも前々で競馬を進める積極策に打って出て勝利しています。また、計29走して、半数以上のレースで掲示板を確保した安定感の高さも、競走馬として特筆すべき長所となりました。5歳秋に現役を退き、生まれ故郷である社台ファームで繁殖牝馬入り。2016年春に、父にタートルボウルを得た、初仔となる牝駒を出産しています。そして、父に昨2017年まで11年連続サイアーランキングトップ10入りを果たしている芦毛のベテラン名種牡馬クロフネを迎えて誕生した第2子となる牝駒が、サイレントクロップ17。レベルの高い血統背景を誇るサイレントクロップ17には、マイル〜中距離戦線における、息の長い活躍を望みたいところです。