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最強マイラーの近親が加入しました。本馬のいとこで1600m以下のGIを6勝したグランアレグリアは、同期のラヴズオンリーユーと対戦することこそなかったものの、クロノジェネシスを加えた牝馬のハイレベル世代として、国内外にその名をとどろかせました。額の中心に輝く流星、ぎっしりと身の詰まったボディーには近親の名牝の面影が漂います。骨量に恵まれた馬体はバランスにも優れ、滑らかな歩様から柔らかさが伝わってきます。美しい曲線を描く背中から繰り出す伸びやかなフットワークは、上質の瞬発力を繰り出してくれることでしょう。父はトップ種牡馬の座を確たるものとしたキズナ。ソングライン(安田記念2回、ヴィクトリアマイル)、アカイイト(エリザベス女王杯)と牝馬の活躍が目立つだけに、本馬にも大きな活躍を寄せて良さそうです。◆◇◆◇◆配合診断◆◇◆◇◆父にディープインパクト産駒のキズナ、母にタピッツフライの半妹を持つ本馬は、グランアレグリア(父ディープインパクト、母タピッツフライ)と近い血統構成を有します。本馬は父の母キャットクイルからDamascusの4×5とSecretariatの5×6を引き出し、キズナらしさを強調した配合になりました。母の父Pollard’s Visionはアメリカの快速馬Carson Cityの仔で、母自身はNijinskyのクロスを3本持っています。スピードとスタミナが複雑に絡み合った配合で懐の深さが魅力です。キズナ産駒で母系にNijinskyを持つのはエリザベス女王杯を制したアカイイト、紫苑Sを制して秋華賞、ヴィクトリアマイルで2着のファインルージュに共通します。グランアレグリアと同様にマイルをベースとしながら、距離の融通性を持つサラブレッドに育ちそうです。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。