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熾烈な争いを続けるディープインパクトの後継種牡馬の中から、高いポテンシャルを秘めるダークホースの産駒を招き入れました。父は2021年の安田記念で、7か月ぶりの実戦ながらグランアレグリア、シュネルマイスター、インディチャンプといったトップマイラーを撃破したダノンキングリー。G1はこの1勝にとどまったものの最後まで底を見せることはなく、潜在能力が子供たちに遺伝する可能性は十分にありそうです。父と母から黒光りする馬体を受け継いだ本馬は、牝馬らしい線の細さを残すものの、夜間放牧を順調にこなして着実に成長を続けています。肌の質感はサンデーサイレンスの生き写しと言われ、曾祖母マンハッタンフィズの全兄であるマンハッタンカフェの姿を想起させます。磨くほどに光りそうな好素材に心が躍ります。◆◇◆◇◆配合診断◆◇◆◇◆母系はドイツ産馬のSchwarzgoldから発展した通称Sライン。5代母Santa Lucianaからビワハイジを経由してG1馬ブエナビスタ、ジョワドヴィーヴル、エンブロイダリーが生まれ、本馬の4代母サトルチェンジからはマンハッタンカフェ(菊花賞、有馬記念、天皇賞・春)が生まれました。ソウルスターリング、スターズオンアース、シュネルマイスター、サリオスといったG1馬も同族で、今や日本の競馬シーンに欠かせない牝系と言っても過言ではありません。母の父にモーリスを持つ競走馬はまだ少なく、2025年8月10日現在、JRAで出走した現3歳世代は2頭しかいませんが、2頭とも勝ち上がりを果たしました。今後有望なブルードメアサイアーであることは間違いなく、優れた牝系も含め、未知数な父の可能性を大いに引き出してくれそうです。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。