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「ジール16の出来が素晴らしかったので、2年続けてタイムパラドックスを配合しました」と話していたのは、TFC1歳馬募集DVD内での大滝康晴牧場代表の大滝康晴さん。今回はその全妹が登場だ。アプローズ11は人目を惹く好馬体の持ち主。さすがに馬体の迫力と言う面では牡馬である全兄に一歩譲るものの、牝馬らしいしなやかさを備えつつ、全身には質の良い筋肉がしっかりと乗り、シャキッとした立ち姿は頼もしいほどに芯の強さを感じさせる。胸前も深く、飛び抜けて生まれが早いわけではないが、兄の同時期と比べてまったく見劣りしないと大滝さん。気持ちも非常に前向きで強く、『そこは兄以上(大滝代表談)』というから実に頼もしい。「この兄妹2頭を見て、相性の良さを改めて感じました」と大滝さん。タイムパラドックスを父に持つソルテ(さきたま杯)にトウケイタイガー(かきつばた記念)というアリオーンの弟2頭が交流重賞を制したのは伊達でない。なお、トウケイタイガーは、今年7月にはGIII・プロキオンSへ挑戦。JRA勢相手に果敢に逃げて見所十分の走りを見せると、地元に戻った重賞の園田チャレンジCでは2番手以下を終始寄せ付けず、格の違いを見せつけた。本馬を管理するのは、兄と同じく大井競馬の800勝トレーナー・栗田裕光調教師だ。「こんな素晴らしい馬を2頭続けてやらせてもらえるなんて、勿論、責任も感じますが、調教師冥利に尽きますね。最近大井は転入馬が強いですが、イチから育てた生え抜き馬で大きいところをというのが自分の中の目標でもあります。ぜひ2頭とも大きいところへ連れていきたいですね」と期待を寄せる。そのタクトが導く先に広がる未来こそ夢への扉だ。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。