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「牝馬は特にホルモン的なこともあって春に急成長する傾向にありますが、この馬は特に良化が目立ちました。とにかく筋肉量が増えて身体が大きくなりましたね。自信をもって提供させてもらいました」と谷川牧場代表の谷川貴英さんが明るい笑顔で話すのは募集本馬クレスト13について。 ダイワメジャー産駒のクレスト13は、谷川さんの言葉通り冬から春にかけてググッと成長曲線のベクトルが上向いた結果、ご覧の通り、父の産駒の特徴である強靭な筋肉をしっかりと纏った馬体へと成長を遂げた。一方で、父の産駒としてはややシャープなボディラインで形成された馬体は、適度なしなやかさを帯びて窮屈なところはなく、しっとりした皮膚の薄さや品よく伸びたクビ差しなど、愛国古牝馬チャンピオンに輝いた祖母Promising Leadからくる母系の影響力を感じさせる身体つきでもある。 今年19歳となった父は、種牡馬としてベテランの域に達しているが全くの衰え知らずで、2012年以降はずっと総合サイアーランキング7位以内をキープ。昨年もアドマイヤマーズ(NHKマイルC、香港マイルC)、レシステンシア(阪神JF)、ブルドッグボス(JBCスプリント)と3頭がGI級のレースを制した。今年もレシステンシアが春のクラシック戦線で上位を賑わせ、5月末現在のAEIは1.50でサイアーランキング総合7位につけるなど産駒成績は相変わらずの“高値安定”。アベレージが期待でき、かつHRも打てる、信頼性の高いA級種牡馬の1頭と言っていいだろう。 「英国タタソールズの繁殖セールで購買した母の初仔になりますが、初仔と感じさせない馬格で、ダイワメジャーを配合した狙い通りの出来です。闘争本能に優れた負けん気の強い性格で、競馬向きのいい気性をしていますし、楽しみです」と谷川さんが、力強く頷いた。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。