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2015年の桜花賞とオークスで2、3着に入り、牝馬クラシックを大いに盛り上げた実力牝馬クルミナルの半妹を招き入れることができました。母はアルゼンチンの3歳牝馬チャンピオン。大柄な馬体には硬さがあり、実際にダートのオープン馬ピオネロを出していますが、皮膚感が薄い本馬は芝向きの軽さを備えています。小ぶりでバランスのいい馬体は機敏な身のこなしを生み、故障のリスクを軽減しています。穏やかな顔つきから気性の難しさも感じられず、芝向きのサラブレッドとして姉の背中を追っていくことができるでしょう。早くから大器と評判になっていた父サトノアラジンが直線一気の追い込みでGIを制したのは、6歳時の安田記念でした。父譲りの爆発力と成長力も取り込めた時には、我々の想像を飛び越えたサラブレッドに育ってくれるかもしれません。◆◇◆◇◆配合診断◆◇◆◇◆牝馬クラシックであと一歩まで迫ったクルミナルの父はディープインパクト。同じくディープインパクト産駒であるサトノアラジンを父に迎えた本馬は、半姉と4分の3の同血になります。母が活躍したアルゼンチンはダート競馬が主流の国ですが、母自身は芝2000mのGIを2勝している芝馬で、子供たちにもそのエッセンスは伝わっていると言っていいでしょう。姉と異なるのは父の母の父Storm Catを通して、母が持つNasrullahのクロスを薄めに補強していること。マイラーだった父の距離適性からも、スピード色と完成度はより強まっていると言えそうです。クルミナルの仔ククナはアルテミスS2着から牝馬クラシックに乗り、アライバルは2歳6月の東京でデビュー勝ちを果たしました。着実に枝葉を広げるファミリーに本馬が貢献する可能性も十分でしょう。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。