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2021年に産駒がデビューし、新馬戦開始から5週で4頭がデビュー勝ちを果たしたドレフォンの仔が新加入しました。4頭の中には芝1800mで勝ち上がったジオグリフもおり、一介のスピード種牡馬に終わらない懐の深さも垣間見せています。母のきょうだいは自身も含め9頭がJRAで勝ち上がっており、その代表格が目黒記念を連覇し、ジャパンCと有馬記念で2着に入ったポップロック。スタミナ優位の母系だけに、その血をピリッと引き締めるのにふさわしい父だと言えるでしょう。筋骨隆々とした馬体と適度に気合の乗った気性には父の良さが反映されており、キビキビとした歩様は活発な運動神経を感じさせてくれます。牝馬らしい切れ味を備えつつ、距離延長にも対応できる遊びの部分も残すとあれば、桜花賞、オークスへと進んでいく未来図がイメージできます。◆◇◆◇◆配合診断◆◇◆◇◆父ドレフォンは米ブリーダーズCスプリントを制した短距離馬。Storm Cat系×Deputy Minister系の典型的なアメリカ血統で、2頭がディープインパクトをはじめとするサンデーサイレンス系と相性がいいことを考えても、日本の繁殖牝馬にマッチする種牡馬と言っていいでしょう。Storm CatやDeputy Ministerが母系からスピードを供給したように、クラシックディスタンスの牝馬に加速力を加える存在になるはずです。後継種牡馬エピファネイアを送り出し、サイアーラインを確立したシンボリクリスエスは母の父としても優秀で、レイデオロ(日本ダービー)、オーソリティ(青葉賞)、歴史的障害馬オジュウチョウサンなど、多数の重賞勝ち馬を送っています。荒々しさを残す父の血をしっかりと受け止め、Roberto系らしい持続力でゴールまで導いてくれることでしょう。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。