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名馬にして稀代の個性派ゴールドシップの仔がバヌーシーに入ってきました。父はGIを6勝した実力馬ながら、3連覇がかかった2015年の宝塚記念で大出遅れを喫してブービーに敗れるなど、どこかつかみどころのない愛嬌を持った馬でした。産駒は決して派手さこそないものの、初年度からウインマイティーがオークスで3着に入り、2年目の産駒ユーバーレーベンはオークスを制覇。オークス翌週にはウインキートスが目黒記念を制するなど、種牡馬としての存在感は日に日に高まっています。本馬の父譲りの芦毛はこれから白さを増し、高い人気を誇った父に負けない千両役者となってくれることでしょう。パワフルに地面を捉える歩様には、馬力で他を圧倒した父の姿がうっすらと重なります。ルックスだけでなく、実力も父から引き継いでいるはずです。◆◇◆◇◆配合診断◆◇◆◇◆母はNHKマイルCを制したウインクリューガーの半妹。その名の通り、英国王室の所有で知られる英1000ギニー、仏オークスの勝ち馬Highclereの系統で、祖母インヴァイトがディープインパクトの母ウインドインハーヘアの半姉にあたる良血でもあります。母の父はクロフネ。スピードと頑強さを提供するブルードメアサイアーとして評価はうなぎ上りで、クロノジェネシス&ノームコアのGI馬姉妹、無敗で大阪杯を制したレイパパレなど、トップホースが次々と誕生しています。父ゴールドシップはステイゴールド産駒らしく安定感を欠いたものの、大一番で超一級品のスタミナと底力を発揮したステイヤーでした。父系は成長力に定評があります。質の高い母系、母の父のスピードとうまく融合すれば、2400m級路線でとんでもない大物に育つ可能性を秘めています。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。