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「母はカッパツハッチの半姉です。道営でデビューして、その後、移籍した南関東では、交流JpnIIの関東オークスで3着、南関重賞の戸塚記念でも2着と走ってくれました。母の仔は、クラブには初めての提供となりますが、今のウチの中では、この牝系は一番信頼性が高いと思っています」と話すのは、募集本馬ドラフト8の生産者である中島牧場代表の中島雅春さん。サクラローレル産駒の母シラヤマヒメは、兄姉にタツミリュウ(JRA4勝)、そしてアイビスSD2着他、現役活躍中のカッパツハッチがいるクラブでもお馴染みの血統馬。母自身は、道営での初戦・JRA認定フレッシュチャレンジ競走を快勝した他、交流Jpn〜の関東オークスでは中央馬を相手に3着と好走。通算成績44戦2勝と勝ち味の遅さはあったが、その他、南関東重賞でも2着するなど、確かな力を備えてもいた。そんな母に中島さんが今回配したのがダンカークだ。産駒は仕上がりが早く、そしてダートは勿論期待できる。一方、同牧場生産馬のレオビヨンドや、3歳時の京成杯では1番人気に推されたシークレットランなど、芝の長いところでも走る馬を出しているように産駒傾向は変幻自在な面もあるが、「ダートの長めの距離で、そして出来れば交流重賞に挑戦するような活躍を」と中島さんも期待を寄せる。ドラフト8は、ご覧の通り、四肢が太く、骨格も非常にしっかりとしており、柔軟な筋肉を纏って盛り上がりを形成する肩先や後躯の発達ぶりが好印象。胸前も深く、腹袋は存在感があり、四肢のつくりも正確で、踏み込みには力強さがある。放牧地ではスナップの利いた蹴り返しの強いフットワークを見せており、芝、ダート兼用の中距離以上の距離もこなすタイプとなりそうだ。「派手ではないかもしれませんが、母同様、堅実なタイプだと思います。長く競馬を楽しめる馬になってくれそうですね」と中島さんがその目を細めた。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。