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金子真人オーナーの門外不出と言える牝系が“白毛一族”の名でファンにも知られる母オーシャンフリートは非凡なスピードの持ち主だった。全5勝はダート1400m、かつ2番手以内からの押し切り。とりわけ後続を寄せ付けることなく、2馬身差で逃げ切った河原町Sは圧巻の強さだった。オープンでの3戦はいずれも掲示板を外したが、距離延長が敗因とハッキリ。条件さえ揃えば重賞でも戦える脚力を秘めていただろう。産駒は2番子のベルキューズが3勝を挙げる活躍。また、近親のソリストサンダーが今年のかしわ記念でハナ差2着に食い込むなど、牝系に活気が出てきたのも嬉しい。本馬の父はパイロ。全兄のテーオールノワールは初勝利が目前。何より父パイロ×母の父アフリートは現オープンのクリノケンリュウ、3勝を挙げたエグジットラックでお馴染みのニックスなので、活躍の下地はできている。母同様の栗毛で、負けず劣らずのグッドルッキングホース。ベルキューズを手がけた武井師も「母に似たところがあっていい馬ですね」と手応えを口にしている。芝には寄り道せずに、ダート路線をまっしぐら。牝馬交流重賞の主役の座を目指したい。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。