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2歳時に競走馬デビューした母アードブレイレイディは、4歳3月に制した愛G3パークエクスプレスSなど、計2勝をあげるに止まりましたが、愛G3アサシS2着、愛2歳G1モイグレアスタッドS3着など、重賞レースで度々上位に食い込む、実力派でもありました。なかでも、健闘が光ったのが、G1愛1000ギニー。出走15頭中13番人気という低評価を覆して、ナイタイムの2着に入り、欧州の競馬ファン、関係者を驚かせました。繁殖牝馬入りしてからは、2008年に初仔となる父ガリレオの牡駒ジャッカルーを出産。2010年にデビューしたジャッカルーは、2歳戦で勝ち鞍をマークしています。そしてジャッカルーの全弟となる2番仔が、アードブレイレイディ09。ノーザンダンサーの血が3本入ることになる、欧州のトップ種牡馬ガリレオとの組み合わせは、クラシック戦向きの底力と、持続力に優れたスピードが期待できる、スケールの大きな配合と言えるでしょう。 母系からは、オセアニアの活躍馬も登場してきていて、豪G2MVRCシュウェップスSを制したラッキーシークレット、豪G3MRCジュメイラ国際S勝ちのヒンティングらが、その代表的存在となっています。またヨーロッパでは、準重賞を含む計15勝を記録したオーブゴールドのように、タフにレースを使いながら、勝ち鞍を重ねるタイプが目立ちます。順応性の高さと頑健さは、このファミリーラインが誇る、素晴らしい資質なのです。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。