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牝馬として64年ぶりに日本ダービーに勝利するなど牡馬を相手に活躍し、2年連続でJRA年度代表馬にも輝いた稀代の名牝ウオッカの近親が登場だ。 母のラブバレンタインはJRA1勝馬ながら、その兄姉には重賞勝馬のスリーアベニューや京王杯SC2着馬のスカイアンドリュウ、そしてウオッカの母であり、自身もJRAで5勝を挙げたタニノシスターがいる他、遡るとシスタートウショウの名も登場する活力ある牝系の出身だ。 「とにかく堅実に走る馬を皆さんに提供したいなと思って本馬を選びました。上背はまだそれほどありませんが、お尻が非常に発達していて、足腰もとても丈夫な馬ですし、勝気な気性も競走馬向きです。母はラムタラ産駒の割にスピードを活かして競馬をするタイプの馬で、本馬も放牧地での機敏な動きを見ている限り、母方に流れるトウショウボーイの影響が出ているように感じます」と募集本馬タレント23について話すのは、大道牧場代表の大道数美さん。 父サムライハートはエアグルーヴの3番仔として武豊騎手を背にデビュー。通算戦績5戦3勝と底を見せないまま引退することとなり、その血統を買われて種牡馬入りした。すると初年度産駒からプリンシパルS2着馬のローレルブレットやシンザン記念3着馬のプレミアムブルーが登場。募集本馬の生産牧場である大道牧場の生産馬ネコタイショウも菊花賞へ挑戦するなど、さすがは良血馬と周囲を納得させるような結果を残している。 「究極の夢としては、やはりG〜に出るようになってほしいという希望はありますが、そんなことよりも、出資してくれた会員の皆さんに迷惑を掛けることなく、丈夫で早いうちからどんどん競馬に使えて、レースを通して楽しめるような馬になってほしいですね」と大道さん。威勢の良い言葉を封印し、真摯な姿勢で生産馬をクラブへ送り出す、その表情からは“堅実に”という以上の期待をかけていることが窺い知れた。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。