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現役時代同様、種牡馬となってからも、まるで無人の野を行くが如くその歩みを進めるディープインパクト。そんなディープインパクト産駒の初のダービー馬である後継種牡馬ディープブリランテの評判がすこぶる良い。 イタリア語で「輝いて」という意味を持つその名の通り、2012年の東京競馬場において、眩いばかりの輝きを放った第79代日本ダービー馬ディープブリランテ。返す刀でキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスへ挑戦したことも記憶に新しいところだ。故障のため手にしたG〜タイトルは1つのみだったが、それでも、いきなり初年度から205頭もの配合相手が集まった。“衝撃の血”に対する馬産地の期待の程がうかがえるというものだろう。そして初年度産駒が産声をあげた今年、『流石はディープの後継』という声があちらこちらから聞こえてくる。募集本馬ウルトラ3もそんな中の1頭である。 母アデュラリアは、ダートの短距離を主戦場に活躍したJRA4勝馬。500万、1000万と連勝して迎えた昇級初戦の準OP特別で3着するなど競走能力の高さを見せた。 そんな母の第2仔であるウルトラ3は、幅のある身体つきの栗毛の牡馬。筋肉に覆われた上腕部は非常に逞しく、しっかりとした腹袋は母の当歳時を彷彿とさせる。肉付き十分な腰回りと、筋肉のレリーフが浮き出た大きなトモがその存在を強烈にアピール。放牧地での身のこなしには無駄がなく、そして重心の低いフォームで駆ける様は、スピード感に溢れている。母系の良さと父の“強靱さ”が上手くマッチしたと言えるだろう。 「母系特有のトモの良さがしっかり見られるのは頼もしい限りです。まずは1勝というのはいつも通りですが、勿論、それ以上の活躍も期待出来る馬だと思います」とナカノファーム代表の中野富夫さん。史上7頭目の親子ダービー制覇を達成した血が放つ煌めきの行方を、心の底から楽しみにしている。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。