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ダート重賞3勝を挙げ、G〜・フェブラリーSでも2着したインカンテーションの半弟が満を持して登場だ。 「この血統はインカンテーションの下になるので、少しでも出来に不満を感じたら、やはりクラブには提供出来ません。皆様が注目し、期待してくれるのは分かっていますから。そこは“責任”だと思っています。そういった意味で、本馬はここまで成長過程を確認して提供を決めました」と谷川牧場代表の谷川貴英さん。その真摯な姿勢が多くの会員様の支持を集める一因だろう。 母は、欧州の歴史的名牝タイムチャーターを祖母に持つ愛国産馬。これまでに、インカンテーションをはじめ、8歳まで息長く走ってJRAで3勝を挙げ9千万円以上の賞金を稼いだソルモンターレやJRA4勝馬のヒラボクビジン、現役JRA3勝馬で3歳時にはレパードSにも出走したスピナッチを送り出している。その母にダイワメジャーを配して誕生したのが募集本馬ビクター12だ。 「オリジナルスピンも年齢を重ねてきて、仔出しが徐々に小さくなってきたので、そこを補うべく仔出しの雄大なダイワメジャーを配合しました」と谷川さん。 その狙い通り、ボリューム感抜群の馬体を誇るビクター12。四肢は太く骨量が豊富で、非常にがっしりとした身体つき。腹袋も大きく、胸前の厚みと大きく張り出したトモの筋肉量に目を奪われる。「配合相手の特徴をよく出す(谷川代表談)」オリジナルスピンの仔らしくダイワメジャーの影響が色濃く感じられる。 ディープインパクトを抑えて昨年の2歳サイアーランキングトップに輝いた他、メジャーエンブレムがNHKマイルマップを制するなど、種牡馬として脂が乗り切っている父。となれば、勿論、期待するのは“インカンテーション以上”だ。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。