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2014年度に1年限りの供用となった貴重なハードスパンの産駒がTFCに登場だ。 ハードスパンはダンチヒ直仔のG〜ウイナー。ダート7FのG〜・キングズビショップSを勝った他、2007年の3冠レースの有力馬としてケンタッキーダービーで2着するなど活躍し、ダンチヒ最後の大物と称された。引退後は北米と豪州を往復するシャトルサイアーとして種牡馬入り。初年度産駒から北米3歳牝馬王者のクエスティングやG〜・マザーグースSを勝ったゾーインプレッシヴを含め27頭のステークスウイナーを輩出し、北米ファーストクロップランキング2位、セカンドクロップランキングでは堂々の1位に輝いた。2014年にはストリートセンスと入れ替わる形でダーレージャパンSCにて供用を開始したが、彼の地のラブコールに応える形で1年で北米へ呼び戻された。 日本での代表産駒は、全日本2歳優駿(Jpn-〜)を勝ったサマリーズと、兵庫ジュニアGP(Jpn-〜)2着馬のフリスコベイの2頭の外国産馬。共通するのは仕上がりの早さとダート適性、そしてスピードだ。これはハードスパン自身の特徴でもある。 募集本馬ビクター14は、横幅があって重心の低い、いかにもパワータイプのスピード馬といった1頭。はち切れんばかりの筋肉に覆われた馬体は、腰回りが発達してクビ差しも逞しく、牝馬離れした力強さを感じさせる。膝や飛節の関節も大きくて骨量が豊富。その四肢は故障とは縁が遠そうだ。そして、性格は素直で人懐こいが、放牧地で見せる走りはまるで戦車。パワフルなピッチ走法で一直線に突き進む。 「母系もスピード血統だし、骨も太く、いかにも丈夫そうな身体つき。1400m前後のダートを中心にレベルの高い走りで息長く活躍してくれそうです」と笹地牧場代表の笹地清幸さんが自信たっぷりに言葉を結んだ。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。