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日に日に期待が高まるへニーヒューズ産駒。そのヴェールを脱ぐ日まで1年を切った。今春は、モーニンがフェブラリーSを圧巻の強さで勝利。1番人気馬ノンコノユメの追撃を寄せ付けず、走破時計1分34秒0はコースレコードだ。「へニーヒューズ産駒は、どこへ行っても良い評判しか聞かないですので、楽しみにしているんです」と中島牧場代表の中島雅春さんの声も自然と弾む。母はTFC地方競馬愛馬会第1期生として、川崎・池田孝厩舎で6勝を挙げたのち繁殖入り。半弟にはJRA5勝馬のニシオドリーム、同3勝馬ローマンエンブレムがおり、ニシオボヌールも2勝を挙げて現役活躍中。母としてのポテンシャルは、残したリザルト以上だろう。決して侮るなかれだ。ジール2は、筋肉質で、力強さ漲る体躯の持ち主。胸前にはゆったりとした深さがあり、節々の関節も大きく、骨太で骨格がしっかりとしている。短めの太いクビから背中、腰へと流れるトップラインからは背腰の強さが感じられ、父から体幹の強さを受け継ぎ、5月生まれを全く感じさせない。「6勝とは言え、南関東の下級クラスでの勝ち鞍ですので、十分な結果を残せた訳ではありませんが、引退レースに横断幕を出してもらったのをはじめ、会員さんには暖かく応援してもらった馬ですからね。種付料が1000万を超えるディープやキンカメなどは無理ですが、出来る限り良い種馬を配合して、いつかクラブへ戻したいと思っていました。今回のへニーヒューズは諸々のタイミングが合って配合しましたが、これまでの1〜2番仔とはレベルが一段違うと感じる位に良い馬が誕生しました。楽しみです」と中島さん。会員さんとの繋がりを大切にしたい、中島さんのそんな気持ちが強く伝わってきた。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。