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今年の春シーズンはテルぺリオンがOP特別を2勝し、ニシノデイジーもダービー5着と、クラブ外でも生産馬が躍動する谷川牧場からマジェスティックウォリアー産駒の牡馬が登場だ。 A.P. Indy産駒の父は、母と祖母が共にGI馬という血統背景を持ち、現役時にはデビュー2連勝でGIホープフルSを制覇。種牡馬入り後は、2012年度北米フレッシュマンサイアー勝馬頭数部門第1位に輝いた。北米繋養時代の産駒プリンセスオブシルマーはGIを4勝し、ベストウォーリアは南部杯を連覇。2015年に浦河町のイーストスタッドに導入され、現2歳馬が本邦初年度産駒となるが、実績からも飛躍が予想される新種牡馬だ。 ブレイズ13は、筋肉量に富んだ、北米血統特有の要素を色濃く帯びる鹿毛の牡馬。筋骨逞しく、線の太いボディーラインで形成された馬体は雄大で、1完歩毎に地面をしっかり捉えて歩く様は力強さと安定感がある。一方で父系のイメージ以上に胴伸びがあり、この辺りは母父や、遡ればミナガワマンナに辿り着く母系の影響だろう。A.P. Indy系のスピードに、母系からスタミナと底力を注入する組み合わせと言えば、思い出すのはインカンテーション。重賞6勝を挙げた偉大な先輩同様、ダートのマイルから中距離が主戦場となりそうだ。 「3月にぶつけて右前肢が腫れてしまいましたが、骨に異常がないのは確認済で、夜間放牧も行っています。5月末時点で、まだ少し腫れが残っているため、写真や動画を見た際に多少気になるかもしれませんが、獣医の太鼓判を得ているので、安心してご検討いただきたいと思います。『出来の良い馬を厳選して提供する』というのが谷川牧場のスタンスで、今回提供馬が1頭なのもそれ故ですが、逆に言えば、本馬は自信を持って提供しているということです。期待に応えてくれると思います」と谷川牧場代表の谷川貴英さんが渾身のV宣言だ。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。