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2020年に初年度産駒がデビューしたモーリスは、国内外でGIを6勝した最強馬でした。完成期の1600~2000mでの強さから基本能力は極めて高く、種牡馬としての資質に疑いの余地はありません。父の産駒は当歳から1歳にかけて大きく成長する傾向にありますが、本馬も1歳を迎えてグンと馬体が良くなってきました。放牧地で牧草をしっかりと食べ、馬体全体がふっくらと筋肉質なパワー型に変貌を遂げています。胴部の張りや、優れた皮膚感にも父の特徴が強く出ています。成長とともに関節部はクッション性を増し、運動神経に富むシルエットに変化してきました。全身を大きく使ったパワフルなフットワークは、遠く離れた放牧地にいても強い存在感を放っています。繊細さと芯の強さを備える精神面からも、父譲りの爆発力を見せてくれそうな期待が高まります。◆◇◆◇◆配合診断◆◇◆◇◆母パンデイアは全兄にムーンリットレイク(福島テレビOPなど6勝)、半弟にヒュッゲ(白百合S)を持ち、半姉のムーンライトベイからは桜花賞2着、秋華賞3着のシゲルピンクダイヤが生まれています。自身は未勝利ながら、いつGIレベルの馬が出現してもおかしくない活気にあふれたファミリーの繁殖牝馬です。曾祖母Style of Lifeの仔にはGrey Swallow(愛ダービー、タタソールズゴールドC)がおり、底力も申し分ありません。父のモーリスは新種牡馬かつ次世代のリーディングサイヤー候補。キセキ(菊花賞)、ファンタジスト(京王杯2歳S、小倉2歳S)、ラストドラフト(京成杯)、ハッピーアワー(ファルコンS)など、ブルードメアサイヤーとしても力を示し始めたディープインパクトが母の父なら、ポテンシャルを発揮できるお膳立ては整っています。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。