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本馬は雄大な馬格を有しており、力強さも備えた素晴らしい牝馬だと思います。現在は放牧地で青草をたっぷりと食べてゆったりとした造りになっているので、レースに出る頃には500kg前後になるのではと予想しております。本馬は平均的な牝馬や半姉のレナーナよりも馬格があり、最近勝ち上がった所属馬で同種牡馬のテイストオブハニーほどではありませんが、骨量が豊富でしっかりとした骨格を有しているので牡馬と見間違うほどです。 本馬の歩様は大きなストライドで踏み込みが強く、目を上に向けるとしなやかで力強い首差しには人目を引く亜麻色のたてがみが美しく生え揃っています。オルフェーヴル自身もそうでしたが、オルフェーヴル産駒の中には気性面を心配されることが多いのですが、この牝馬はとても落ち着いており物静かな性格をしております。 同じ父を持つテイストオブハニーもこの時期から落ち着いていたこともあり、気性の良さと身体能力が融合することを期待する1頭です。頭の良さもあり、今後始まる馴致でもそれほど手がかからないと思っております。オルフェーヴルは8月30日時点で2020年度のサイアーランキング4位につけており、2018年度16位→2019年度11位と年々成績が上昇してきております。以前は扱いが難しいと言われていましたが、初年度からG1馬を輩出していたことからも高い能力を秘めた種牡馬であり、芝・ダートどちらでも強さを見せつつあるなど、魅力の幅が広がった種牡馬であると言えると思います。本馬の母ナンシーフロムナイロビはG2勝ち馬であり、繁殖としてもまだ若く本馬が2番目の仔ですので、血統面でも大きく期待している1頭です。本馬は美浦の大竹調教師に預託する予定です。大竹調教師は非常に素晴らしい腕を持っており輝かしい成績を収めている一方、半姉のレナーナも預かっており血統の理解の深さもありますので、本馬をしっかりリードしてくれると期待しております。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。