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ディープインパクトがこの世を去ってしまったことは、日本のみならず世界の競馬界においても大きな損失となりました。ディープインパクトは、父サンデーサイレンスと同じく日本ダービー馬を6頭送り出しておりますが、産駒にはまだ2世代のチャンスが残されており、ディープインパクトが日本種牡馬史の記録を塗り替える可能性が大いに残されています。残念ながら、今年日本で生まれたディープインパクト産駒の牡馬は非常に限られた頭数しか生まれていませんので、競馬ファンがディープインパクト産駒の牡馬の競走馬ファンドへ出資できる実質最後の年になると思われます。本馬は程よい中型のサイズで、しなやかで適度な長さの背中と可動域の広い柔軟な四肢、素軽くバネのある動きを見せるなど、ディープインパクト産駒らしさを強く感じさせ、芝の2000-2400mでの距離適性を感じさせます。見る者を魅了する狂いのない肢勢、伸びやかなストライドの歩き、凛とした立ち振る舞いは良血馬である証と言えるでしょう。本馬がほとんどの期間過ごしていた広大な放牧地には、急坂をもつ大きな丘があり他の現1歳馬の牡馬たちと競うようにレースさながら駆け回っていたのですが、常に先頭を走り前を頑として譲らないメンタルの強さを見せておりました。こうした勝負根性はレースにも良い影響があると考えています。本馬は栗東の友道調教師に預託する予定です。ご存知の通り、友道師はワグネリアン、マカヒキという素晴らしいディープインパクト産駒をダービー馬に導いただけでなく、ヴィブロス、ヴィルシーナ、ワールドプレミアといったディープインパクト産駒をG1馬に育てた実績は申し分ありません。ディープインパクト産駒を育てることにかけては第一人者である友道調教師と本馬で大きなチャレンジできることを非常に頼もしく、嬉しく思っております。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。