内訳を見る
獲得金はプレミアム登録でご覧になれます。
仕上がりが早くて、速い。ドラフト9は、そんな“はやい”馬をお探しの方にぜひお勧めしたい募集馬だ。その姉アザワク(父カレンブラックヒル)は、昨年の交流JpnIIIエーデルワイス賞で2着した道営馬。3歳となった今夏も、交流JpnIII・北海道スプリントの勝馬メイショウアイアンを振り切って重賞勝ちを収めるなど現役活躍中である。そして現2歳馬ソロユニット(父アジアエクスプレス)も、道営で重賞のリリーC勝ちを含む4連勝中と活躍。今年のエーデルワイス賞でも有力馬の1頭に数えられている。そんな韋駄天娘2頭を姉に持つドラフト9。やはりその最大の魅力はスピードだ。父に新種牡馬レッドファルクスを迎えた意図について、「スピード強化が、この血統の持ち味を最大限に生かすことになるので、スピードタイプの相手を付けています。ただ、5歳上のエスポワールシチー産駒は結果が出なかった一方、活躍中のアザワクやソロユニットは、父が共に芝GI勝馬。ゴリゴリのダート馬より芝馬との配合で好結果が出ています。今回、そこを強く意識して配合相手を決めました」と村上雅規牧場の村上雅規さん。ドラフト9は、2月生まれらしく、大変馬格に恵まれた黒鹿毛の牝馬。この血統らしい気の強さがあり、「そこは姉達とよく似ている(村上さん談)」と話す一方、体型はスプリント×スプリントの組み合わせとしては胴伸びがあって、手先も素軽く、繋ぎには十分な長さと柔らかさがある。姉の実績からダートは勿論だが、芝での走りを期待したくなる動きと身体つきだ。「元々使い出しの早い血統ですし、早生まれで、現時点でこれだけ馬格もありますから、2歳の早い時期から競馬をしてくれる馬だと思います。スピードは折り紙付きで、手応えを感じてもいます。牝馬ですから3歳春の桜の舞台に連れていってくれたらと期待しています」と村上さんが力強く言葉を結んだ。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。