内訳を見る
獲得金はプレミアム登録でご覧になれます。
今年前半だけでGII2勝と生産馬の活躍が際立つ村田牧場。今回は、そのうちの1頭、今春の日経新春杯を制したモズベッロの半妹が登場だ。「生産馬が活躍してくれたのは素直に嬉しいです。しかも、それぞれ違う母馬の仔が重賞を勝ったというのが、牧場にとっても大きいです。今回クラブへ提供させていただくドラフト2の母ハーランズルビーは、北米GI2着馬で、キーンランドの繁殖セールで見た時に、とてもしなやかな歩様をしていて、これはと思い購入した繁殖牝馬です。そのお腹の中にいた持込馬で、クラブへ提供したハーランズワンダーは、成長がスローだったことが響いて会員様にご迷惑をかける結果になってしまいましたが、調教では動いて経験馬に交じって迎えた初戦も3番人気に推された馬でしたし、この血統で必ずと思っていました」と話すのは村田牧場専務の村田洋幸さん。ドラフト2は均整の取れたバランスの良さが目立つ好馬体の持ち主で、走る姿は実に素軽く柔軟性に富んでいて、いかにも芝馬といった印象。半兄モズベッロからは父がドゥラメンテに変わったが、同じくヘイローのクロスと、ミスタープロスペクターのクロスを持つ血統構成で、「兄も当歳時から雰囲気のあった馬で、通じるところがありますよ」というのが牧場側の評価である。そして、生まれ落ち以降、グングンと成長を重ねて、募集写真を撮影する当歳8月の時点では、牧場の当歳馬の中でも1、2を争う馬格となった。モズベッロも走る度に強くなっている印象だが、この成長力は大きな武器だ。「モズベッロを管理する森田調教師が、本馬に対しても非常に熱意を持って何度も何度も牧場へ足を運んで見に来てくれました。それだけ森田先生も、本馬には期待してくれています。“今度はターファイトクラブの馬で重賞を”という気持ちで送り出します」と村田さんが自信のVサインと共に期待馬を送り出した。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。