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無敗の米3冠馬ジャスティファイの初年度産駒が募集馬に加わりました。伝説の名馬シアトルスルー以来、41年ぶり史上2頭目の快挙を達成した父の人気はアメリカのみならず日本でも高く、セレクトセールではこれまで3頭の持ち込み馬が計4億1500万円で取引されました。現役時の6戦は全てダートでしたが、産駒はしなやかな馬体のラインから芝向きとの声も高く、日本のターフで躍動する馬が次々と現れそうです。滑らかな身のこなし、すっきりとした軽い脚付きを備える本馬も、そんな父の長所を余すことなく受け継ぎました。半兄に芝1700mのGIIウィナーがいる血統背景からも芝適性に疑いの余地はありません。牝馬としては十分な馬格を有しており、スケール感もたっぷり。これからどんな成長曲線を描くのか、その動向から目が離せない米国産牝馬です。◆◇◆◇◆配合診断◆◇◆◇◆母はアメリカで1勝に終わりましたが、産駒は9頭中8頭が出走して5頭が勝ち馬となり、Takeover TargetはディキシーSなど芝GIIで2勝を挙げました。母の半姉Critical Eyeはアメリカで14勝を挙げた活躍馬で、ダートGIを2勝しています。筋の通った母系に配合されたのは無敗の米3冠馬Justify。その父Scat Daddyは早世しましたが残された産駒が世界中で猛威を振るっており、その1頭No Nay Never産駒のユニコーンライオンは今年の宝塚記念で2着に入りました。代表産駒と言える父には後継種牡馬としての大きな期待がかかります。父の祖父であるヨハネスブルグ、母の父のエンパイアメーカーは本邦に輸入され、ともに芝重賞ウィナーを送りました。日本の軽い芝に実績のある系統同士の配合だけに、活躍の場がダートにとどまることはないはずです。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。