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2022年シーズンの種付け料は国内最高の1800万円。年度代表馬エフフォーリア、無敗の3冠牝馬デアリングタクトを送り、トップ種牡馬の座を確たるものとしたエピファネイアの仔を、セレクトセール1歳市場において同産駒最安値の2600万円で落札することができました。派手な尾花栗毛に顔面を真っすぐに伸びる大流星。個性的なルックスに加え、1歳夏にして500kgを超える雄大な馬格は、見る者に強いインパクトを与えます。前記2頭やサークルオブライフ(阪神JF)、アリストテレス(AJCC、菊花賞2着)と同じ、活躍したエピファネイア産駒が持つサンデーサイレンスの4×3をきっちりと押さえているのもポイントです。母系はやや地味でも、サラブレッド単体としての魅力に劣る点はありません。大きく化ける可能性に乗ってみるのも面白そうです。◆◇◆◇◆配合診断◆◇◆◇◆母の父にダイワメジャーを持つエピファネイア産駒の牝馬は、デビューした9頭中4頭が勝ち上がりを果たしています。2022年には2歳馬2頭がデビューし、ともに新馬勝ち。モリアーナは芝1600mでメンバー最速の上がり33.0秒の末脚を使って3馬身抜け出し、カワキタマックスは芝1200mを逃げ切りました。それぞれ注目に値する内容で勝ち上がっており、今後も目が離せない配合になりそうです。母がノーザンテーストのクロスを持つ本馬はカワキタマックスと似た血統構成。母、祖母の勝利が1400m以下である点、祖母の父がクロフネであることからも、短距離でスピードを生かすタイプに育つ可能性が高そうです。祖母パナマックスの半兄はダートで8勝を挙げたボードスウィーパー。芝・ダート兼用型である点からも、息の長い活躍が期待できます。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。