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2017年日本ダービー、2018年天皇賞・秋を制したレイデオロの初年度産駒が待望のエントリーを果たしました。GIレース2勝の戦績もさることながら、祖母レディブロンドの半弟にディープインパクトがいる母系が魅力の種牡馬。サンデーサイレンスを一滴も持たない血統構成で配合がしやすいこと、産駒の出来の良さから、生産地の期待は日増しに高まっています。父によく似た額の星を持つ本馬は、いとこに2016年の日本ダービー馬マカヒキを持ちます。黒々と光る青鹿毛の馬体は、祖母のアルゼンチンGI馬リアルナンバーから引き継いだもの。迫力を示しながらも柔軟性のあるフットワークには非凡な素質が見て取れます。父母双方からダービー馬の要素を取り込んだとあれば、2024年の日本ダービーで躍動する姿を思い描くのも夢物語ではないでしょう。◆◇◆◇◆配合診断◆◇◆◇◆キングカメハメハの後継種牡馬は、ロードカナロアがオークス、ジャパンCを制したアーモンドアイを送り、ドゥラメンテが菊花賞と天皇賞・春を制したタイトルホルダーを送りました。ルーラーシップは菊花賞馬キセキを送り、リオンディーズはダイヤモンドS勝ちのテーオーロイヤルを送っています。スピード豊かなMr.Prospector系ですが、代を経て2400m以上で結果を出す馬が増えており、レイデオロにもその傾向が当てはまりそうです。短距離に強いダイワメジャーを母の父に、米国競馬に近い南米アルゼンチンのGI馬リアルナンバーを祖母に持つ本馬は、スタミナ系にスピードを補う配合の基本を押さえています。母の父ダイワメジャーはナミュール(オークス3着)、グランブリッジ(関東オークス)を送っており、中距離でいい味を出してくれそうです。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。