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谷川牧場第三分場の放牧地。そこで、まるで休養中の現役古馬かと思うほどの存在感を示しているのがフェイマス2だ。当歳の頃から雄大な馬格の持ち主だったが、離乳、そして冬季の夜間放牧を経てもヘコたれることなく、目覚ましい成長を遂げている。「当歳の冬季夜間放牧は離乳から間もないため、精神的にも相当にしっかりしていないと体調を崩す馬もいますが、この馬は別格ですね」と牧場スタッフが目を細めれば、その傍で谷川牧場代表の谷川貴英さんも「配合段階から思い描いていたような体型になってきました」と納得の表情で頷く。大きな膝と飛節は、1歳6月期で体高162センチ、胸囲182センチ、馬体重506キロという雄大な身体を支えるのに十分なもの。そしてボリュームに満ちた十分な筋肉量が備わっている。特に注目していただきたいのは肩、そして胸前の厚さ。日々の運動により自然と筋肉が備わっている。「放牧地には坂があるのですが、そこを上がってくる時の掻き込む力が凄い」と話す谷川さんの口調からも心底楽しみにしていることが窺える。JRAで新馬戦に優勝したファンジオ、そしてホッカイドウ競馬のJRA認定アタックチャレンジ競走に勝利したパレルモ。その馬体同様に、どんどん厚みを増しているブラックタイプにもご注目いただきたい。父は2022年ダート総合(JRA+NAR)サイアーランキング2位のシニスターミニスター。当クラブの会員の方々にとってはインカンテーションで馴染み深い種牡馬だが、JRA賞最優秀ダートホースのテーオーケインズをはじめ、全日本2歳優駿(交流JpnI)勝ちのドライスタウト、JBCレディスクラシック(交流JpnI)優勝のヤマニンアンプリメなどを送るダートのトップスタリオンだ。「整備されるダート競馬の、その中心を賑わせるような活躍を期待したい。ダート三冠競走を狙えるような馬に育ってほしいね」という谷川さんの声は自信に満ちている。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。