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ダート王クリソベリルの初年度産駒の登場です。3歳時に無傷の6連勝でチャンピオンズカップを制して頂点に立った父は、第1回のサウジカップに参戦するなど、世界制覇も展望したダート界のパイオニアでした。本馬の馬体は、現役時代の馬体重が550kg前後という超大型馬の父から受け継いだ力強さにあふれ、豊富な骨量と頑強なフレームがダート血統らしいフィジカルの強さを感じさせます。継続して夜間放牧を行える体力面も、タフさを武器とするダート血統由来のものと考えられます。性格はやや我の強い面を残しつつも理解力に優れ、素直に人間の指示に応えて馴致を進めています。競走馬として理想的なメンタルの持ち主で、砂のキックバックを受けても気にすることなく、がむしゃらに前へと進むサラブレッドに育っていくことでしょう。◆◇◆◇◆配合診断◆◇◆◇◆現1歳が初年度産駒となる種牡馬は無敗の3冠馬コントレイルが193頭に種付けしましたが、クリソベリルはそれに次ぐ150頭に種付けしました。国内外のダート路線の充実に加え、サンデーサイレンス系のダートのトップ種牡馬ゴールドアリュールの正統後継馬としての期待が、高い需要につながったのでしょう。母は1勝馬ながらその全姉コンテスティッドが米GI馬で、産駒ギベオンは金鯱賞、中日新聞杯を制して、GIのNHKマイルCで2着。母の父Ghostzapperは日本で実績のあるDeputy Minister系で、サンデーサイレンス系との相性も良好です。未知数ながらダートで堅実な成績を残す可能性が高い父に、質が高く日本競馬に実績のある母系を配合。芝で多くを望むのは酷かもしれませんが、ダート路線においての安定感は抜群と言えるでしょう。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。