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本馬を生産した高瀬牧場が誇る名牝ロジータが産んだ最後の牝馬が、本馬の母ヤマノボンディール。その母が初めて得た男馬として、本馬にかかる期待は誕生の瞬間から大きい。高瀬良樹社長があえて当歳募集では提供せず、1歳募集の締切間際まで成長を見定めてからクラブに提供したのは、その期待の表れといえよう。6月生まれだということを感じさせない雄大な馬体の持ち主で、もともとは背が高く脚長な体型だったが、調教が進むにつれて横への成長が見られ、肋骨の周囲にしっかりと肉が付いて、幅のあるパワフルな馬体になってきた。その伸びやかな肢体から想像できるように、調教では大きなフォームで、柔軟かつ力強い走りを見せている。普段はおっとりしているが、いざ調教となるとピリッとした動きを見せるように、ON・OFFの切り替えがうまいというのも、優れた競走馬になるために心強いポイントだ。血統構成が5勝を挙げた叔父オースミイレブンと3/4同血であり、グレーの毛色と相まって叔父を彷彿とさせる本馬。叔父と同等の活躍を期待するのは当然だが、昨今の成長ぶりから、叔父を追い越せると思わせる逸材だ。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。