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昨年の全日本2歳優駿で中央馬を一蹴してNAR年度代表馬に輝き、今年も南関東クラシック第一弾の羽田盃を追うところなく5馬身突き放したハッピースプリントの父、我らがアッミラーレの産駒が2014年1歳馬募集に登場だ。 アッミラーレは黒、桃格子、桃袖の勝負服でOP特別2勝を挙げたサンデーサイレンス産駒。ハッピースプリントを送り出して迎えた2014年春シーズンは種付け希望者が押し寄せる事態にまでなった。種牡馬としてはプライベートに近い形でのスタートだったことを考えると異例の出来事であり、サンデーサイレンスの血の底力を改めて見せつけられた格好だ。 そんなアッミラーレの相手に選ばれたのは、ヌレイエフ産駒の米国産馬グランスオークス。種牡馬フォティテンの半妹という血統馬であり、母としても米G〜3着馬のディナイドやオープン特別2勝を挙げ、重賞でも2度の2着を記録したダンツホウテイを送り出した。サンデーサイレンス系×ヌレイエフ肌馬の相性の良さはトゥザヴィクトリー、ゴールドアリュール、フサイチパンドラらの例を持ち出すまでもなく周知の事実。前述の半兄ダンツホウテイの父もマンハッタンカフェだ。 募集本馬タレント20は、いかにもアッミラーレ産駒らしい、がっしりとした重量感のある牡馬。その皮膚の薄さは偉大な祖父の血を受け継ぐ証であり、クビ差しは太く、理想的な傾斜を備えた肩には良質な筋肉がグッと盛り上がりを形成。骨量も豊かでトモには力感が漲り、放牧地では身体全体を使ったフォームで他馬を蹴散らしている。 「ハッピースプリントのお陰で父は一躍人気種牡馬になりましたが、やはりターファイトクラブからアッミラーレの活躍馬を出したいですよね。本馬の出来であれば、きっとやってくれる筈と期待しています」と聖心台牧場代表の渡辺和典さん。競馬場へ送り出す提供馬へ向けたエールの代わりに、とても強い口調で期待の程を語ってくれた。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。