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2012年のSI・浦和桜花賞を制したコテキタイの半妹がTFC1歳地方馬募集に登場だ。 「地方募集をずっと行っているターファイトの会員さんになら、この馬の良さを分かっていただけるかなと思い提供しました」とは、笹島智則牧場代表の笹島智則さん。 ホッカイドウ競馬でデビューしたコテキタイは、JRA認定競走を勝って初陣を飾ると、重賞のリリーカップでも2着するなど活躍。2歳暮れには南関東・川崎競馬の内田勝義厩舎へ移籍し、翌年の南関東牝馬クラシック第一弾の浦和桜花賞を3番人気で逃げ切ってみせた。募集本馬ウルトラ17はその半妹だ。 母のチアリーダーは、アサティス産駒のJRA4勝馬。これまでに前述のコテキタイ、一昨年のSIII・川崎マイラーズを制したスマートジョーカーと2頭の南関東重賞勝馬を送り出している。 目の前に曳き出されたウルトラ17。その栗毛の馬体は丸味を帯びて弾力に富み、クビ差しも太く、大きな後駆と相まってボリューム感抜群。遅生まれだということは全く感じさせない。後駆が生み出す推進力を無駄なく伝えるのに最適な短めの背中はスピード豊かなマイラーの証であり、ダートを走るのに適した立ち気味の繋ぎは、地方デビュー予定の本馬にとって“大いなる武器”となるだろう。放牧地では本当に良く動き、砂塵を巻き上げながら先頭でゴール板を駆け抜ける姿が、今から目に浮かぶというものだ。 「コテキタイと同じく早い時期からホッカイドウ競馬でデビューさせて、目指すのは南関東の桜の舞台。生まれは遅いですが、日本一早く2歳戦が始まる道営の番組に対応出来るように8月から馴致を開始し、その後はBTCで進める予定です。そして、もしホッカイドウ競馬でポンポンと勝って、その内容が素晴らしければ“中央への移籍”もない話ではないと思っています」と笹島さん。『育成者』としても腕を撫すその表情からは、期待の大きさが伝わってきた。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。