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「良い母親候補となれるような成績を残して帰ってきてもらいたい」という中神哲重代表の言葉が印象に残る。母グロースバンダムはタイキエルドラドの半妹。3歳の3月にデビューし、同年秋のアルゼンチン共和国杯では古馬を一蹴して重賞初制覇。それでも「未完の大器」と言わしめた兄だ。母系は今もなお輝きを失わないロイコン系。外国産競走馬ブームの火付け役となったシンコウラブリイから今春のフローラSを勝ってオークス2着のチェッキーノまで、約四半世紀の間に重賞16勝。ブラックタイプには世代を超えた栄光が刻まれている。父は一昨年のNAR新種牡馬チャンピオンで、母の父は2009年のJRAターフチャンピオンサイアーにして14年連続で重賞勝馬を送り出した名種牡馬。近年ではラブリーデイやショウリュウムーンなどで母の父としても存在感を示している。「血統や馬格、馬体のバランスにも自信ありますが、一番の武器は丈夫さ。レースを楽しめる馬だと思います」と中神代表が言い切った。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。