おすすめポイント

距離不安説を一掃して世代の頂点に立った父ですが、産駒は父の現役時よりも短めの1400~1800m戦を中心に勝ち鞍を量産しています。逃げ切り勝ちがほぼ見られないというデータからは、操作性が高く確実な決め脚を持つ産駒が多いことを示しています。本馬は腕が太くて膝下は短めで、また手先の弾きが軽いことから、芝でスピードを活かしたレースに適性がありそうです。強情かつ、感度が高めのメンタルは母から譲り受けた印象が強く、押さえつけずにまっすぐ育てることで高いレベルのパフォーマンスを引き出せるでしょう。早期デビューから、母が果たせなかった重賞の頂を目指していきます。