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新たに株主牧場としてターファイトクラブに加わることになったグランデファームから、見る者を圧倒する雄大な馬格の牡馬が名刺代わりに堂々のラインナップだ。 募集本馬クレスト17は、1歳6月上旬段階で体重473キロという1歳馬離れしたボリュームと筋肉質な馬体が特徴的な鹿毛の牡馬。クビ差しは太く、力感に溢れて、上腕部から胸前にかけての筋肉量も抜群。そして腰から臀尖にかけて描く曲線の大きさとヨロの逞しさがひときわ目立ち、健康的で存在感のある腹構えは内臓面の強さを伝えている。歩かせてみると、後駆の踏み込みは実に力強く、雄大な馬体を骨太の四肢がストレスなく支えている。 父のエスポワールシチーは、自身の現役時同様にダートを得意とする産駒を続々と送り出しており、これまでに出走した4世代164頭中123頭が中央、地方合わせて勝ち上がり、そのAEIは1.15をマーク。昨年は交流JpnIの全日本2歳優駿をヴァケーションが制して父に初のGI級タイトルをもたらした他、一昨年のSI羽田盃勝馬のヤマノファイト、今年2月のバレンタインS(OP)を勝ったショームに、4月にはメモリーコウが交流JpnIIIのマリーンCで2着と、3年前に亡くなった父ゴールドアリュールの後継として大いに気を吐いている。 「私は現代競馬で大レースに強い配合を『チャンピオン配合』と呼んでいるのですが、本馬のこの組み合わせはチャンピオン配合に当てはまり、2年続けて不受胎となっても諦めずに拘りました」とグランデファーム代表の衣斐浩さん。 配合について一家言をもつ衣斐代表自身が拘って生産したご覧の通りの好素材クレスト17。勿論、その育成はグランデファームが担当する。これまでにも、サウンドスカイ、ヒルノダムールといった一流馬の育成を担当するなど同ファームの育成場としての実績は十二分。“細工は流々、あとは仕上げを御覧じろ”だ。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。