おすすめポイント

骨量豊富なフレームをまんべんなく筋肉が覆い、日に日に力強さが増してきた馬体は、500kg 近い出来あがりとなりそうです。父産駒の牡馬らしい前進気勢に満ちており、放牧時は我先にと先頭を競いながら駆けまわっています。力強さとバネを兼備したダイナミックなフットワークも秀逸で、長めの背中やスラリとした四肢の造りから、中距離以上で真価を発揮しそうです。今春クラシックを制した叔父や半兄の走りを見ると、欧州大陸血脈ならではの底力と成長力が後押しとなり、舞台が大きいほど本馬の実力が開花することでしょう。世代の頂点へと挑むだけでなく、その先の未来をも見通しくたくなるほどです。