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JRA、地方競馬問わず、ダート戦で圧倒的な存在感を発揮しているパイロ産駒の牡馬が登場だ。今春の南関東牝馬クラシック戦線の中心だったパイロ産駒のアクアリーブルは、浦和桜花賞、東京プリンセス賞を制して、3冠目の交流重賞の関東オークスでも2着して、牝馬準3冠。その他、今年に限っても、南関東ではグリーンロードが重賞のニューイヤーCを勝ち、ミューチャリーも重賞のマイルGPを快勝。その他、古豪タービランスが大井記念で2着と気を吐いた。JRAでは、夏の3歳ダート重賞レパードSで、パイロ産駒が1-3フィニッシュを決めた。ダート競馬に限って言えば、非常に信頼性に富み、総じてレベルの高い産駒を送り出している。一方、母のプンターレは、種馬の特徴を良く引き出すタイプの繁殖牝馬。パイロ産駒である募集本馬ドラフト11は、如何にも父の産駒らしい強靭な筋肉を備えたシャープな馬体。放牧地では非常にキレのある動きを見せており、運動神経の良さを窺わせる。サウスヴィグラス産駒の半兄ザントブリッツの当歳時とは対照的な体型だ。そして、その気性も父譲り。潜在能力の高さを示しつつもゲート入りに不安を覗かせたりと身体の割に気性の幼さを残す半兄と比べても、向こう気が強く、より競走向きの性格に出た印象を受ける。「サウスヴィグラス亡き後、地方競馬のダートで走るのは何かとなれば、やっぱりパイロだと思います。本馬は気性も体型も、そのパイロの産駒の特徴が良く出ています。兄は3歳スプリント路線に挑戦しましたが、本馬は胴伸びもあるので、距離はもっと長くても対応できると期待しています。南関東牡馬クラシック路線に駒を進めるような活躍をして、会員の皆さんを喜ばせてほしいですね」と、高橋義浩牧場代表の高橋義浩さん。今度こその期待を込めて力強く言葉を結んだ。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。