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個性派の芦毛牝馬がバヌーシーに加わりました。ダート1000mで3勝を挙げた母の半弟にはメイショウボーラー。先行力を武器にデビュー4連勝、朝日杯FS2着、皐月賞3着、NHKマイルC3着と芝で活躍すると、ダート路線に転じた4歳時には3連勝でフェブラリーSを逃げ切り、馬場を問わない韋駄天ぶりを発揮しました。豊かなスピードを備える母と、リアルスティールのカップリングから生まれた本馬に着目したのが、父も管理した矢作芳人調教師。父の初年度産駒をくまなく見て回ったトレーナーは、本馬から非凡な才能を感じ取り、バヌーシーもその夢に乗ることになりました。母譲りの芦毛は、その父でBCジュヴェナイルを制した米国の大種牡馬Unbridled’s Songに由来するもの。柔らかな筋肉に覆われた体内には、快速の遺伝子がふんだんに詰め込まれています。◆◇◆◇◆配合診断◆◇◆◇◆父リアルスティールは2016年ドバイターフの勝ち馬。曾祖母にGIを10勝した名牝Miesqueを持ち、全妹にオークス、香港・クイーンエリザベス2世Cを制したラヴズオンリーユーを持つ血統背景は世界でも屈指のレベルにあります。Miesqueの仔Kingmamboが大種牡馬となったことからも、種牡馬としてのポテンシャルは極めて高いと言えるでしょう。母とその弟妹はJRAで32勝をマークしていますが、うち29勝が1600m以下。スピードに勝った母系にリアルスティールを配合したことで、Storm Catの3×3という本馬の兄姉には見られなかった強烈なクロスが誕生しました。タイキシャトル産駒のメイショウボーラーの活躍が示すように、この母系はスピードを強調するのが成功パターン。米国色の強いスピード仕様が吉と出る可能性は低くありません。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。