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お初にお目に掛かります、凛とした佇まいの鹿毛馬は、フェリーチェの20年産。前項のタイキキララの20年産とは叔父甥の関係になります。叔父のタイキキララの20年産は世代随一の屈強な馬体でしたが、本馬はスラっと流麗なボディラインが目を引く、モデルのような立ち姿をしています。グッと力が入った首差しは、豊満な肩回りへ理想的な角度で繋がっており、ボリュームがありながらも美しいラインの胴を経て、厚みのあるトモへと流れるように自然と目線が誘導されますね。放牧地ではすでに首を上手に使って、高効率な走りをしており、運動センスに秀でたタイプですね。父サトノアラジンは、本年度が産駒のデビューイヤーで、産駒の傾向としては仕上がりが早く、デビュー戦から完成度の高い競馬を見せている印象です。また、同じ父を持つ昨年度の追加募集馬スウィートナーが、豊富な筋肉量で調教が進むにつれて評価がうなぎ上りとなったこともあり、産駒にはとても良い印象を持っています。性格は落ち着きがあり、人の指示を良く聞くとても賢い馬ですよ。写真撮影ではほとんど没ショットを作ることなく、スムーズな撮影ができていました。初仔ですが、骨量も豊富でしっかりとしたフレームで、腰高な様子からも、まだまだ馬格の成長が控えており、先々の成長が楽しみな1頭です。
※最新の募集状況、馬体重や測尺などのデータは、必ず一口馬主クラブが発表したものをご確認ください。